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「テケリ・リ、テケリ・リ」
「おーっ、今日も今日とてスィエっぴはご機嫌だねー」
元気がとりえだから!」
「うむうむ……やっぱ、それっきゃないよね!
元気があればなんでも可能!」
「元気ですかーっ!」
「元気元気!」
「バカになーれ!」
「そーそー、あたしらみたいなバカがいないと、世の中つまんないからね!」
「あのー、仮にも女の子が自分のことを『バカ』とか言うのはあんまりだと思いますけど……」
「えっ!? ……なのかなぁ」
「まったく……何度言えばわかるのかしら。あなたたちは私が所属する部活の部員なのよ?
少しは知性と教養溢れる姿を見せてもらいたいものね」
「ヨッシーだってバカの一員じゃんか!」
「なっ!?
……あなたたちのような野蛮人と私を一緒にしないで!」
『バカにならないとセカイは狙えない』って昔ボクサーで今はフリーマンのおじさんが言ってたよ?」
「それはバカになるほど練習するべきだ……という意味なのでは」
「熱血バカ一代」
「リューちゃんもバカだよね!」
「うん」
「やったー!」
「そうそう、お竜のことを忘れてたな!
これであたしたちゃ、バカコンビならぬバカトリオさ!」
バカすぎて言葉もないわ……」
「せっかく珍しく表舞台に出てこれたのに、こんなんでいいんでしょうか……」
「さぁさぁ、チミたちもバカ仲間に入りたまえ。そしてバカ戦隊を結成しようじゃないか!」
1京回頼まれてもお断りするわ。
それにしても、リーダーはどこに行ったわけ? 指示してくれないと、何をすればいいのかわからないじゃないの」
「昨日のミーティングでは、ひとりずつ自分をアピールしてほしい……と言ってましたけど」
「なんでー?」
「各部員の支持率を知りたいそうです」
支持率って! ……なんかセージと関係あんの?」
「誰がこの国の宰相を任せるにふさわしいか、投票によって決めることにしたのよ。もちろん、賢い有権者の皆様は誰に投票すべきかわかっているでしょうけれど」
「違いますよー!
……いいですか? こういうゲームには人気投票がつきものなんです。メーカー側もどんなキャラが人気なのか知りたいですから」
「ほえ? ゲームって?」
「いきなりこんちんがわけのわからないことをしゃべりだした!」
「もうっ、わかってるくせに……まぁ、もう結果はわかっているんですけどね。巨乳の幼馴染みが嫌いな人なんてこの世の中に存在しませんから!」
「全国のにぃにぃ、ラブ」
「紺乃はまだしも、竜子まで抜け駆けするなんて!
……えぇい! 遅れを取ってしまったわね」
「皆様、ぜひともこの市倉吉佳に清き一票をよろしくお願いいたします!」
「ヨッシーの顔が変化した!」
「さすがは『千の仮面』を持つ女ですなー。とはいえ、もうとっくに本性はバレてるんじゃない?」
「すでに体験版も公開済みですからねー」
「ほえ? 体験版って?」
「いきなりこんちんがわけのわからないことをしゃべりだした!」
「もうそのネタはいいです……あれ? 今気づきましたけど、お燐さんのバストって……」
「えっ!?」
「むっちりふくよか」
「ほんとだー。おっぱいといえばこんちんだけど、何気にリンも巨乳キャラだったんだね!」
「ちょ、ちょいとお待ちよお前さん方!
……ううっ、お燐さんは苦手なんだよ、そういう話題……」
「頬がまっかに!」
「りんごほっぺ」
「別に隠さなくてもいいじゃないですか……でも、私の方が一回り大きいことは一目瞭然ですね」
「今から宣戦布告しておきますが、『こんそめ』の巨乳キャラの座は誰にも明け渡しませんから!」
「そんなもんはなから狙ってないよ!」
「やれやれ、これだから男慣れしていない田舎娘はいやなのよ。全世界を手中に収めるために、男なんて馬車馬のようにこき使えばいいのよ……」
「そのわりにヨッシーって……」
「な、何よ……!」
「男が寄ってくると、すごく緊張することがあるよね?」
「め、目の錯覚じゃないかしら……」
「男の人が苦手なんですか?」
「こ、この私に苦手なものなどない!
……えぇ、そうよ。そうに決まっているわ……メズママズマ様のご加護に与る私ですもの……」
「今度はヨッシーがわけのわからないことを呟きだした!」
「リューちゃん、リューちゃん」
「え?」
「私たちもそろそろアッピールした方がいいかも」
「アッピール?」
「こういう場合、せくしーなアッピールが効果的なんだって!」
「むむ」
「さぁ、どうぞ!」
「○△×!」
「おーっ!」
「えぇっ!?」
「や、やるなお竜!」
「って、今のは放送禁止用語じゃないの!
……ここ、後で伏字にしておきなさいよね!」
「一体、どこでそんな言葉を覚えてきたんでしょうか……」
「にぃにぃに教わった」
「ほほーっ」
「な、なんですってー!?」
「やはりただの自称平凡男子ではなかったようね。えぇ……前からわかったいたわよ。あの男が超弩級の変態だってことくらい……」
「……ような気がする」
「どっちなんですか!」
「あははっ、まーオトコノコだからしょうがないよ。
それじゃ最後に、私のせくしーアピールをお届けするね!」
「ごくり」
「全国の誰でもいいから……私のおにぃちゃんになってよ!」
「魂の叫び!」
「もし私を妹にしてくれたら……素っ裸で抱きついてア・ゲ・ル
不謹慎だわ!
……ただでさえあなたは誤解されそうな外見をしているのに」
「はぁぁっ……こんなんでいいんでしょうか。貴重なアピールタイムを浪費してしまったような……」
「だいじょぶだいじょぶ」
「さぁ! 正式に告知をするのだ!」
「そ、そうですね……えーっ、『こんそめ』の発売前人気投票の受付は本日6月11日より開始です。投票締切は6月24日までとなっておりますので、皆様どしどし投票してくださいね!」
「みんな、お燐さんに投票よろしくねー!」
「にぃにぃ、お願い」
「賢いキミなら、当然誰に投票するかわかっているわよね? ……さぁ、今すぐこの気高き私のしもべになることを誓いなさい!」
「幼馴染みにむねむねされたくはないですか?」
「とゆーわけで、次回につづく!」


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