第1回人気投票結果
桜森紅紗 「zzz……zzz……」
麒麟寺向日葵 「会長! いい加減、お起きになってください!」
桜森紅紗 「ほにゃ……千年の恋ならぬ千年の眠り……zzz」
麒麟寺向日葵 「あぁっ! また眠ってしまわれた!」
天蕗雪花 「無理ないですよ。投票が開始されてから、もう3ヶ月近く経ってしまったんですから」
宮乃紫苑 「まったく……ここのスタッフは一度煉獄で揉まれた末に地獄に叩き落された方がいいわね」
天蕗雪花 「で、でも、結果発表は8月初頭とちゃんと予告していましたよ?」
宮乃紫苑 「遅すぎる! 100億を超える人々が今日という日を待ちわびていたんだから」
桜森紅紗 「それ、まちがい……現在時刻における世界人口、68億ちょっと」
天蕗雪花 「あっ! やっと起きたんですね?」
桜森紅紗 「むにゃむにゃ」
麒麟寺向日葵 「寝てはなりませぬ! 結果が気になって、夜も眠れずにいる方々がいるのですから!」
桜森紅紗 「こうなったらもう、3年くらい寝かすべき。そしたら味が三段アップ」
天蕗雪花 「ワインじゃないんですから……でも、いよいよ最後だと思うと、ドキドキしてきましたね!」
麒麟寺向日葵 「えぇ……まさか私もこれほど長い間、この作品に関わるとは思っておりませんでした」
宮乃紫苑 「それもこれも、すべてはこの全世界の花々より美しい私のおかげね?」
桜森紅紗 「自信まんまん」
宮乃紫苑 「まぁ、すでに一位は確定しているわけだから、せいぜい下位レースの結果に胸を高鳴らせているといいわ」
天蕗雪花 「紫苑さんの中では、一位以外はすべて無意味なんですもんね?」
宮乃紫苑 「愚問にも程があるわよ天蕗っ! 前人気投票では、某国の大統領選挙並みに不正があったみたいだけど……今回ばかりはそうはいかないわ」
麒麟寺向日葵 「また、そういう誤解を招く発言を……」
桜森紅紗 「いちおー言っておくけど、前回も前々回もその前も公平そのもの」
天蕗雪花 「というわけですから、どうか安心して結果をお聞きになってくださいね♪」
桜森紅紗 「じゃ、あかしゃちんはこのへんで……」
麒麟寺向日葵 「あっ! 会長! 何故、お帰りになられるのです!」
桜森紅紗 「お盆休暇。今年は宗谷岬でトドと戯れる予定」
天蕗雪花 「あ、北海道に行くんですか? 私もいっちゃんと行きたいなぁ」
桜森紅紗 「道ならぬ恋をした姉弟に最適の地」
麒麟寺向日葵 「演歌の世界でもよく歌われますしね……と、そんなことよりそろそろ発表に入りましょう。天蕗先輩、よろしくお願い致します」
天蕗雪花 「はい♪ それでは栄えある1位に輝いたのは……」
桜森紅紗 「ずんどこずんどこずんどこ」


1位 桜森紅紗

天蕗雪花 「おめでとうございまーす♪」
桜森紅紗 「ぐらっちぇぐらっちぇ。今回ばかりは、自分で自分を褒めてやりたい気持ち」
麒麟寺向日葵 「まぁ、妥当なところでしょうね……」
宮乃紫苑 「…………」
麒麟寺向日葵 「あの、紫苑先輩……勝負事にたらればは禁物ですので」
宮乃紫苑 「どうやら……受付開始日にサーバーがダウンしていたようね。後でサポートを呼び出して氷漬けにしたあげく北極海に沈めてやるわ」
麒麟寺向日葵 「いやですから、そのような誤解を招く発言は……」
天蕗雪花 「それでは続けて発表しちゃいましょう!」
桜森紅紗 「ぱふぱふどんどん」


第2位:天蕗雪花


麒麟寺向日葵 「おめでとうございます!」
天蕗雪花 「ありがとうございます! いっちゃん、見てるー? お姉ちゃんやったわよー?」
「昔の歌謡番組じゃないんですから……」
桜森紅紗 「お父さんお母さん、雪花はやりました。これからは普通の女の子に戻ります」
天蕗雪花 「いいえ! いっちゃんがいる限り、私は引退なんかしません」
宮乃紫苑 「くっ! ……どうやらデバッグにミスがあったようね。私が出演したシーンの9割がカットされていたに違いないわ!」
桜森紅紗 「それ、回収レベル。もしそうだったら、今頃メーカーご臨終」
宮乃紫苑 「くぅぅっ! ……そ、そういうことね。私だけ男性声優が声を当てていたに違いないわ! いくらこの絶世の美貌とはいえ、男が声をやっていたら人気が出るわけないもの」
麒麟寺向日葵 「し、紫苑先輩! しっかりなさってください! ……現実は現実と受け止めなくては」
桜森紅紗 「まぁまぁ。次行ってみよう」
天蕗雪花 「はーい♪」


第3位:桜森杏子


桜森紅紗 「…………」
天蕗雪花 「…………」
宮乃紫苑 「…………」
麒麟寺向日葵 「…………」
宮乃紫苑 「だから……誰なの? そんな聞いたことのない名前……」
麒麟寺向日葵 「ま、まぁ……なんと言いましても、我々最大のライバルですから」
桜森紅紗 「やるねあんじー。さすがは我が生涯の天敵にして地獄の番長」
桜森杏子 「だれが地獄の番長ですか!」
天蕗雪花 「あっ!? ……わざわざお越しくださったんですね♪」
桜森杏子 「貴方たちに任せておくと、いつまで経っても進行しませんから。ここからは花園会が取り仕切らせていただきます」
宮乃紫苑 「何を言ってるの! 脇役のくせに!」
杏子に詰め寄る紫苑。
麒麟寺向日葵 「い、いけません! この方に手を出せば、ただでは済まなくなります」
桜森杏子 「宮乃さん」
宮乃紫苑 「な、何よ……?」
桜森杏子 「貴方のような不穏分子を包摂してこその花宮です。どれほど暴言を吐こうとも、私はここから貴方を追放する気などありません」
宮乃紫苑 「え、えらそーなことを!」
桜森紅紗 「さすがは会長。人の上に立つ者、かくあるべし」
桜森杏子 「貴方だって名目上は会長でしょう? 少しはその自覚を持ったらどうなんですか?」
桜森紅紗 「雇われ店長みたいなものだから。低賃金、長時間労働」
桜森杏子 「嘘おっしゃい! すぐ下の人間に仕事を押しつけるくせして」
天蕗雪花 「いえいえ。ここぞというときには、獅子奮迅に働いてくれますから」
桜森紅紗 「縁の下の力持ち」
桜森杏子 「ああ言えばこう言う……紅紗、やはり一度貴方とは決着をつけなくてはならないようね」
桜森紅紗 「わなげ、射的、金魚すくいなら負ける自信がない」
桜森杏子 「また人をおちょくって……えぇい、これ以上ユーザーの皆様を待たせるわけにはいかないわ。天蕗さん、発表の続きを!」
天蕗雪花 「は、はい。かしこまりました」


第4位:「月姫」
第5位:「斑鳩式部」
第6位:「風姫」
第7位:「宮乃紫苑」


桜森杏子 「ふむ……花園会からは2名がランクインですか。サブキャラにしてはなかなか健闘しましたね」
宮乃紫苑 「…………」
桜森紅紗 「しーたん、少しはほっとした?」
宮乃紫苑 「そ、そんなことないわよ! ……屈辱だわ。大体、5位のやつはどこから出てきたのよ!」
麒麟寺向日葵 「お、同じ剣の使い手にして、出番が10分の1ほどもないのに……私は、私は!」
桜森紅紗 「そんな落ち込まない。時代が追いついてないだけ」
桜森杏子 「ふんっ。負け犬の遠吠えはとはまさにこのことね。私たち花園会がメインを張った方が、人気が出たんじゃないかしら?」
桜森紅紗 「2軍で活躍した選手が1軍でさっぱり。よくあること」
桜森杏子 「そ、そんなのやってみなければわからないわよ?」
桜森紅紗 「ま。今さら言ってもしょうがない。過去は過去。未来は未来」
天蕗雪花 「それでは最後の発表です!」


第8位:「西久世紅葉」
第9位:「鳥姫」
第10位:「初音雲雀」
第11位:「麒麟寺向日葵」


桜森杏子 「あらあら……」
麒麟寺向日葵 「こ……これからしばらく修行の旅に出ようと思います」
桜森紅紗 「下から数えれば一番目。むしろ誇りに思うべき」
麒麟寺向日葵 「いえ、すべては私の力が至らなかったがゆえのこと。敗残の将に語る資格なし。それでは皆様さようなら」
宮乃紫苑 「や、やっぱり不正があったのよ!」
天蕗雪花 「あぁん、もう……収拾がつかなくなってきちゃった」
雪花、一人だけみんなから離れ、カメラ目線になる。
天蕗雪花 「というわけで、皆様……本当に長い間お付き合いいただいて、まことにありがとうございました」
天蕗雪花 「正直、始める前はどれくらいの票が集まるか、不安に思うこともあって……」
天蕗雪花 「ですが、想像以上に盛り上がってくれて……心の底から感謝しています!」
天蕗雪花 「もし、まだ手に取られてない方がいましたら、ぜひプレイなさってみてくださいね?」
天蕗雪花 「それではまた。いつかお会いできる日を楽しみにしています」
天蕗雪花 「ずっとずっと……お姉ちゃんは側にいるからね?」


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第一回の結果発表

第二回の結果発表

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