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「やっほー、みんな、お待たせお待たせーっ!!」 |
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「こら、花園会の姫たるものが、そのような大声を出すものではありませんよ?」 |
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「えー、だってだって、今日は『花鳥風月』人気投票の発表なんだもん。テンション低い方がおかしいよ」 |
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「ふふっ、まぁ楓の言うとおりだよね。実際、杏子だって内心ドキドキしてるだろ?」 |
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「別にそのようなことはありません。大体、結果など分かりきっているのに、緊張も何もありません」 |
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「大した余裕で御座いますね、花姫」 |
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「あ、いえ、別に余裕という訳ではないのですが……その、えーっと……」 |
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「あはははは、あんちゃんって本当、そーゆーところは紅紗そっくりだよね。桜森のおうちって、案外お調子者の家系なのかな?」 |
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こらこら、そんなことを言ってはいけないよ? では桂木、集計はもう済んでいるんだろう? 早速発表と行こうじゃないか」 |
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「はい、それでは早速1位から発表いたします。発売前人気投票、栄えある1位に輝いたのは――」 |
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「わーいぱちぱち、かちょーふーげつ筆頭のあんちゃんが第1位、おめでとーっ!!」 |
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「まぁ『桜吹雪』の頃から、既に分かっていたことですので驚いたりはしませんが、それでもやはり、少々面映いですね」 |
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「流石は花姫様、王者の風格だね」 |
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「花姫は『桜吹雪』でも出番が多うございましたし、その辺りの印象がやはり強いのではないかと」 |
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「ふふっ、でもでもそんなこと言ってもこれが初めてのトップだもんね。嬉しいでしょ?」 |
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「嬉しくないとは一言も言っておりません。私のような者に投票していただいた皆様には、どれだけ言葉を重ねても礼を尽くせぬというもの。ありがとうございます」 |
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「それでは続けて参りましょう。第2位の発表です――」 |
2位:桂木小百合 |
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「ほう、花宮の裏番こと月姫様が2位だって? なかなか、みんな見る目があるじゃないか」 |
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「そ、そのようなこと……私はその座の通り、日の光を受けて輝くに過ぎぬ者。このような結果、私には過分なる位置でございます」 |
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「そういうこと言わないのよ。投票していただいた皆さんにも失礼でしょ? ほらほら、胸を張って」 |
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「もう、こんな時にもそんな風にどよーんとしてるから、紅紗に『貞子』とか『生ける屍』とか言われちゃうんだよ?」 |
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「あ、いえ、喜んでおりますよ? ただ、その……何というか、こういう場は慣れないものですので、少々動悸が……」 |
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「おやおや、それはいけないね。では私が代わって発表してあげよう。人気投票第3位はこの娘――」 |
3位:雲母坂楓 |
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「わーーーいっ!! みんなありがとねっ!! 投票してくれた子は、もれなくふーさんが頭なでてあげるよっ!!」 |
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「ふふっ、まったく楓と来たら」 |
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「何と言いますか、彼女にとっては順位など関係ないのでございましょう。流石は生まれながらにして帝王の徳を背負う方――」 |
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「えー? だって、7人中3位ってすごいことだよ? そんなの嬉しいに決まってるよぉ。『桜吹雪』のときより順位上だもん」 |
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「ははは、それはまぁ当然だとは思うけど……しかし、流石は花園会の姫様方だ。当然の如くトップを独占してしまうのだからね」 |
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「なに言ってんだよー。自分もその一人のくせに」 |
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「鷹司様、お気を落としになさいませぬよう」 |
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「こら、そう人を哀れむような目で見られても困ってしまうね。ほらほら、次いくよ? それでは第4位の発表です――。」 |
4位:斑鳩式部 |
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「どもどもっ!! いやー、この私が第四位だなんて、光栄の極みですねっ!! 投票してくれた皆さん、ありがとーございますっ!!」 |
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「あ、あら……これは少々予想外だわ」 |
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「ふふふふーん。こんな結果が出ちゃったら、次からはこの私が四天王の一角に就任しちゃったりするかもかな?」 |
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「こ、こらっ、はしゃぎすぎだぞ、しきぶー」 |
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「てへっ、いけないいけない。またしても王子様に勝っちゃったものですから、つい」 |
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「あの……鷹司様、発表、代わりましょうか? 私、大分気分が落ち着いてきましたゆえ」 |
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「ん? ははは、気遣ってくれてるのかな。流石、月姫様は女神のような方だ。別に気にしてはいないさ」 |
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「ですよねー? ま、これは女性キャラの投票だから、菫はちょっと畑違いだもん。気を落とすことはないですよ?」 |
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「む……」 |
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「はいはい、それでは第5位の発表ですよ――」 |
5位:鷹司菫・アレクサンドラ |
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「あはは、何だ。もっと下だと思ってたから逆に驚いたよ。投票してくれた皆さん、本当にありがとう」 |
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「ふふっ、なんだ。菫でも順位が気になってたのね」 |
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「あ、いや、まぁ……それはその、ね。一応こんなんでも女子だからね」 |
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「だったら、普段からもっと女性らしい振る舞いを心がけるべきです。鷹司様はそういうところがよくありません」 |
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「ふふっ、言ってくれるね。でも、それはそれで無理な話だから、仕方ないね。そもそも私は皆様方をお守りする騎士だもの。これはこれで順当な結果さ」 |
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「もー、またそんなことゆー。そんなことゆーんだったら、寂しそうな顔しない。ほら、頭撫でてあげるからこっちきて」 |
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「ははっ、ありがとうね」 |
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「さて、それでは上位5名を発表したところで、以下の順位を発表しましょうか」 |
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「はい、続いての順位は以下のような結果でした」 |
6位:西久瀬紅葉 |
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「あやや、こーゆー順位だったんだ。でも、投票してくれたみんなも、いろいろコメントしてくれて嬉しいよね」 |
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「そうだね、発売前の時期だったというのにね」 |
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「ふふっ、菫の言うとおり、これは発売前の人気投票……『花鳥風月』も無事に発売された今では、印象の代わった方がいてもおかしくないわ」 |
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「そういう次第ですので、これより『花鳥風月』人気投票、第2回を開催します。」 |
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「『花鳥風月』の本編をプレイした上での、各人の印象の変化などが勝負の分かれ目。ですので投票される方は是非、『花鳥風月』をプレイされることをお勧めします」 |
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「そーゆーわけだから、みんなどしどしとーひょーしてねっ!!」 |
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「以上、花園会と――」 |
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「剣術部からのお知らせでした。それでは皆さん、良い夢を♪」 |
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「あっこら、私の台詞をパクるんじゃないよ。手癖が悪いなぁ、もう」 |
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「えー、だって私が新しい姫様なんだもんねー♪」 |